X(旧Twitter)アルゴリズムに沿った投稿はどれくらい数値が伸びるのか?

皆さん初めまして。カラビナハート株式会社の牛島 龍之介と申します。
私はSNSコンサルアシスタントとして企業のSNSアカウントの運用やコンサルサポートをしております。

今回は、X(旧Twitter)で企業公式アカウントを運用している方向けにアルゴリズムに沿った投稿とそうでない投稿でおおよそどれくらいの違いが出るのか調査したのでご紹介します。
まず初めに2023年の3月31日に公開されたX(旧Twitter)のアルゴリズムの一部を紹介します。
※アルゴリズムは常に変化しており、2023年8月18日時点で下記アルゴリズムに変更が加えられている可能性もあります。

【公開されたTwitterのアルゴリズムの一部】
・フォローは少ない方が良い(フォロー・フォロワー比率が重要)
・投稿に2分以上滞在は「いいね」よりも22倍の効果
・投稿を経由してプロフィールにアクセスし、他の投稿に「いいね」やリプライをされる場合は「いいね」の24倍の効果
・投稿にリプライされる場合は「いいね」の54倍の効果
・あなたの投稿にリプライし、さらにそのリプライに対して返信する場合は、「いいね」の150倍の効果
・画像&動画付きのツイートが2倍はブーストを得る(変更可能性あり)
・TwitterBlueの課金者は、アルゴリズムで後押しされる

公開されたアルゴリズムを読み解くと課金アカウントはアルゴリズム上でも優遇され、投稿の滞在時間、プロフィールから他の投稿を見てもらう事、コメントを獲得すること、コメント返信を行いコミュニケーションを行うことがインプレッション数を伸ばすトリガーだと分かります。
実際に弊社(カラビナハート株式会社)が運用を請け負っている大手アイスメーカーアカウントでコメント訴求を実施した投稿とそうでない場合でのコメント獲得数と平均獲得インプレッション・エンゲージ数がどように変化するのか291投稿の数値をもとに調査したところ下記のような結果になりました。

平均インプレッション数:150.7%増加
平均エンゲージ数:149.3%増加
平均獲得コメント数:2,350%増加

コメントの訴求をテキストやクリエイティブで実施した場合とそうでない場合には大きく差がでました。実際にユーザーさんも訴求内容に沿ったリアクションをしてくれる方も多くコメント訴求はインプレッション数やエンゲージ数の増加に影響があると言えそうです。
また、アルゴリズムの内容でも記載があった「あなたの投稿にリプライし、さらにそのリプライに対して返信する場合は、「いいね」の150倍の効果」が得られるという部分では、X(旧Twitter)ではユーザー間のやり取りに価値を感じていそうでコメント返信や投稿の滞在時間が長くなることはアルゴリズムが優位に働く数値だと発表しています。
その為、投稿から時間を空けずに獲得したリプライに返信することは効果が大きい為、積極的にリプライ返信することや滞在時間の伸びる良質な投稿をすることでもインプレッション数の増加に効果的だと考えます。

今回はアルゴリズムに沿った投稿でどのように数値が変化したかをご紹介しました!
投稿内容や方法で活用できる部分はありましたでしょうか。

弊社では企業公式SNSアカウントの運用やSNS活用コンサルを実施しております。
その他SNSに関するご相談やご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。
https://twitter.com/rushijima199467

関連記事

  1. 2023年7月のモーメントカレンダー

  2. SNS担当者必見!すぐに使える4月のモーメント事例4選

  3. 【炎上対策】投稿内容に気を付けて!トレンド入りしやすいネガティブワード…

  4. SNSブログ

    地方自治体でのSNS研修レポート

  5. 【SNS担当者必見】2024年3月の投稿切り口について

  6. 【公式SNS運用術 第1弾】SNSの価値を社内で知ってもらうためにやっ…